Raspberry Pi を NEC PC-8031-2W/PC-80S31 のようなインテリジェントタイプのFDDユニットにします。
d88形式の2D FDDイメージに対応しています。2ドライブです。
注:FDDユニット側のCPUやメモリには対応していません。
- Raspberry Pi 4 (他のRaspberry Piでも動くと思いますが、試していません。)
- PC-8001/PC-8801/PC-9801シリーズの320KBインテリジェントタイプFDD用コネクタから信号線を取り出してRaspberry Piの各GPIOピンに繋ぐ自作ケーブル。
FDD Port(5V) Raspberry Pi(3.3V)
Pin 1- 8 (PB0-PB7) --> GPIO4-11 (*)3.3Vに変換して繋いで下さい
Pin19-26 (PA0-PA7) <-- GPIO12-19
Pin27-30 (PC4-7) --> GPIO20-23 (*)3.3Vに変換して繋いで下さい
Pin31-33 (PC0-2) <-- GPIO24-26
Pin35 (RESET#) --> GPIO27 (*)3.3Vに変換して繋いで下さい
Pin36 (GND) --- GND
加えて、FDDコネクタの9番ピンと10番ピンを繋いでください。これを繋がないと、FDDとして認識されません。
FDD Port FDD Port
Pin9 (EXTON) --- Pin10 (GND)
注意:PC側の電圧は5V、Raspberry Pi側の電圧は3.3Vなので、少なくともRaspberry Pi側に入力される上記(*)の信号は、レベルシフタ、あるいは抵抗による分圧で、5Vから3.3Vへ変換して下さい。 抵抗で分圧する場合は、下記のように接続します(これを12セット)。
PC側の信号 -+
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10kΩ
|
+-- Raspberry PiのGPIOへ
|
20kΩ
|
GND
$ git clone https://github.com/MinatsuT/RPi_PC-80S31.git
$ cd RPi_PC-80S31
$ make
d88形式のシステムディスクイメージファイルを用意し、下記のコマンドで起動します。 ディスクイメージファイルは、2つまで指定できます。
$ sudo ./pc80s31 system.d88
また、空(0バイト)のイメージファイルを指定すると、未フォーマットのディスクとして挿入されます。 この場合、接続したPCからフォーマットして下さい。
$ touch blank.d88
$ sudo ./pc80s31 system.d88 blank.d88
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