overdraw check tool. English version README
描画時のオーバードロー(重ね塗り)を計測するツールです。
マルチディスプレイに対応しているプラットフォームでのみ計測可能です。
UnityOverDrawKun
以下を計測する対象プロジェクトのAssetフォルダー以下へ配置して下さい。
- 上記フォルダに含まれる
OverdrawCamera
を計測するSceneへ配置して下さい。
-
OverdrawCamera
にアタッチされたいるCameraコンポーネントのTarget Display プロパティの値にDisplay 2
を設定して下さい。
現在選択しているプラットフォームでマルチディスプレイが対応していない場合、Target Displayの項目は選択されません。プラットフォームをPC,Mac&Linux Standaloneなどへ変更して下さい。
- 2個目のGameViewを表示して下さい。GameViewはView上の三からAdd Tabを選択しGameを選択することで増やすことが出来ます。
- 上記で開いたGameViewの片方のDisplayを
Display 2
へ変更します。
- Playボタンを押すことでOverdrawCamera.Camera.Target Displayへ指定したGameViewに計測結果が表示されます。
- 計測結果が明るい部分程、オーバードローが発生していることになります。
- インスペクターからOverdrawCameraにアタッチされているOverDrawKun.Recordボタンを押すことで計測結果を保存することが出来ます。
計測結果はプロジェクトフォルダ以下にYYTTMMDDHHMMのフォルダを作成し出力されます。
UnityOverdrawKunWindowで計測結果を解析することが可能です。
Window->UnityOverdrawKunでWindowが開きます。
Window左上のOpenFolderアイコンから計測結果の保存先のディレクトリを開きます。
画面下部のスライドバーをスライドさせることで、各フレームで発生しているオーバードローの度合を確認する事が可能です。
Note
オーバードローの度合とはOverdrawKun.shaderでレンダリングされたTextureの各ピクセルのR成分の平均値を指しています。
画面上部のSave As CSVボタンから解析結果をCSV形式で保存する事が出来ます。
フィードバックをお待ちしております。
以上!